ウェディング・スケジュールウェディング・スケジュール
結婚式まであと何ヶ月? 忘れているものはないかチェックしてみましょう。ここでの「○ヶ月前」というのはあくまでも目安です。
もっと早く準備できるものがあればどんどん取り組んでいきましょう。
特に手作りを考えている人は余裕をもって。
両家の顔合わせや役所への届け出などについては省略しています
「こんなところでこんな結婚式をしたい」
女の子の多くが小さい頃から夢見てきたことでしょう。
可能な限り夢を実現できるように、結婚が決まったらできるだけ早く動き始めましょう。
特に人気のあるチャペルなどでは、お日柄のよい日は1年前にはもう予約で埋まっているということも。
式場選びのためには、まず
・スタイル(教会式? 神前式? 仏前式? 人前式?)
・ご招待客のおおよその人数
・おおよその予算
を決めましょう。
雑誌やネットなどでここ!というところを見つけたら、デートも兼ねて下見に行ってみましょう。
ブライダルフェアなども上手に利用して。
「結婚式は来年の4月6日に…」と決めた新郎新婦。
場所は新郎の母校内にあるチャペルと最初から決めていたふたりは
挙式希望日のほぼ1年前にあたる3月下旬、説明会に参加。
ところが4月6日は学校の入学式準備のため式は行わないとのこと。
結局その場で3月23日に予定を変更し、予約を入れて帰りました。
「そもそも4月6日にそれほど思い入れがあったわけでもないしね。」
家に帰って調べてみると、なんと3月23日は仏滅。
ふたりも両家の親族もお日柄などはあまり気にしないタイプだったので、
「キリスト教式だから仏滅なんて関係ないでしょ」とあっさり。
でも、第2、第3候補も決めてから説明会に行けばよかったね…。
式場や会場を決める際には、ドレスや小物の持ち込み、やりたい演出ができるかを必ず確認しましょう。
式場によってはドレスやペーパーアイテムなどの持ち込みが禁止されていたり持ち込み料がかかる場合があります。
また「ライスシャワーはいいけどフラワーシャワーはダメ」など、できる演出が限られる場合もあります。
「こんなことをやりたい」と具体的な希望があるなら、それが実現可能かどうか しっかり確認することが大切です。
結婚式専門ではない“本物の”教会では、ドレスや招待状、式次第などの印刷物を自分で用意しなければならない場合も。
できればこの段階でテーマとなる色やアイテムを決めておきましょう。
例えば「海をテーマに」とか、「グリーンでトータルコーディネイト」など。
そうすれば、会場の内装(テーブルクロスや装花など)、招待状や席次表などのペーパーアイテムもスムーズに決められます。
テーマカラーやアイテムがしっかりしていれば、ゲストの印象にもしっかり残ります。
雑誌などでドレスの写真を眺めていると、夢はどんどんふくらみます。
でも実際に自分が着るとなると、デザインの好みだけではなく、自分に似合うかどうか、体型をカバーできるか、また式場の広さや雰囲気に合っているか、なども考慮しなくてはなりません。
肌の露出はNGという教会も多いもの。
ドレスが決まったら、そのデザインに合わせてブーケやヘッドドレス、アクセサリー類も手配しましょう。
もちろん新郎の衣裳も忘れずに。
必要に応じて両親など親族の衣裳も手配。
またブライダルメイク、ヘアメイクを式場以外に依頼する必要があるのか(できるのか)、確認しておきましょう。
なお、式場によってはドレスの持ち込みが禁止されていたり、持ち込み料がかかる場合があります。
事前によく確認しましょう。
和装の場合はいろいろと細々した決まりごともあるので、式場の担当者や詳しい人とよく相談しましょう。
ドレスも着物も両方着たい!と思う方も多いのでは?
でもお色直しで洋装から和装、和装から洋装に着替えるのには、ヘアメイクも含めるととても時間がかかります。
時間的に可能かどうか、式場の担当者とよく相談しましょう。
もし無理なら事前に写真だけ撮るという方法(前撮り)も考えてみて。
* * *
リングも一生の記念となるものですから、じっくりと選びたいもの。
できる限りいろいろなショップを見て回って、納得できるものを探しましょう。
オーダーメイドの場合はもちろん、レディメイドの場合でも サイズ調整や文字入れなどで数週間~数ヶ月 時間がかかることを考えて、早めに手配しましょう。
必ずしも必要ではありませんが、リングクッション(リングピロー)を使うなら併せて探しましょう。
時間に余裕があるなら、手作りに挑戦しても。
貴金属にもブランドにもまったく興味のない新婦。
ある日、友人と出かけたついでに結婚指輪を見てみることに。
「ただの輪っかでいいよ」なんて言っていた新婦ですが…
いろいろなデザインのリングを目の前にすると、新婦の目もキラキラ
お店からお店へとハシゴする新婦に振り回され、すっかりあきれ顔の友人。
結局、その日 目にとまった小っちゃなダイヤ入りのリングを
後日 新郎と一緒に購入したのでした。
シルバーブッシュのリングクッションは こちら
招待状は式の2ヶ月ほど前に出すのが一般的です。
気に入った招待状を探したり、招待客の住所やお名前を調べたりする時間を考えて、早めに準備に取りかかりましょう。
この後 用意することになる席次表やメニュー表などのペーパーアイテムとトータルコーディネイトすれば、ゲストの印象もアップ。
お日柄にこだわるなら、大安などに差し出します。
直接手渡すならこの日に。郵送する場合はこの日に発送します。
ポストにポンと入れてしまうのではなく、郵便局まで行って窓口で手渡しするほうが安心です。
市町村合併で、多くの市町村名が変更になっています。
お名前の間違いは言うまでもありませんが、住所の間違いも失礼にあたりますので、よく確認しましょう。
原稿をご用意いただくにあたっての注意点とアドバイスは こちら
切手は普通のものではなく慶事用のものを使うのが一般的です。
ふたりの故郷の「ふるさと切手」やその年のイベントの記念切手を使ってもOK。
風景印にこだわるカップルも増えているようです。
返信の期限は、一般的に式の1ヶ月ほど前のお日柄のよい日か きりのよい日にします。
出欠ハガキが返ってきたら、披露宴での配席を考えましょう。
遠方から来てくださるゲストの宿泊の手配も忘れずに。
3月23日の挙式が近づいてきて、
遠方から来てくれることになった親類の宿泊の手配を始めたふたり。
式場に近いホテルを探してみると、どこも予約でいっぱい。
まだ1ヶ月もあるのに、日曜日の夜の宿泊なのに、なぜ…?
実はふたりは兵庫県在住。式場も県内。
なんと甲子園球場で春の選抜高校野球大会が行われるために、
近くのホテルはすべて満杯の状態だったのです。
大きなお祭りやビッグアーティストのコンサートなど、
何かのイベントと重なる可能性がある人は、宿泊の手配もお早めに。
2次会の招待状は、挙式・披露宴の招待状ほど急がなくてもかまいません。
とはいっても、遅くとも1ヶ月前頃までには届くようにしましょう。
ふたりの名義で出すか、幹事の名義で出すか、返信ハガキは必要か、不要かなど、幹事を交えてよく相談しましょう。
お友達中心のパーティでは、都合の悪い方のみメールなどで連絡をもらうという人も増えてきています。
新婚旅行といえば、「あそこに行きたい! 」「こんなことしたい! 」と思い入れの強い人も多いでしょう。
でもまずは予算と日程を確認して、じっくり計画を立てましょう。
式の準備や当日の緊張で疲れもたまっているはず。
あれもこれもと詰めこみすぎて現地でダウンなんてことになったらもったいない。
これからはずっと一緒、行こうと思えばまたいつでも行けるのですから…。
予算はもちろんですが、よく確認しなければならないのが「いつから何日お休みがとれるか?」
お勤め先によっては休みを取りづらい時期があったりと、事情も様々なはず。
できれば早めに上司にも報告して承諾を得ておきましょう。
旅行プランについてはやはり旅行代理店を利用するのが無難でしょう。
代理店のほうでも現地についてはもちろんハネムーンについてもいろいろと情報を持っているはずなので、おすすめプランなども提示してもらえるかもしれません。
ハネムーン先は新婦のかねてからの希望でカナダのプリンスエドワード島に決定。
ここは「赤毛のアン」の舞台となったところで、アンの家「グリーンゲーブルズ」の
モデルとなった家も実在します。
ところが……!!
旅行の予定日が近づいてきた ある日、ぼんやりテレビでニュースを見ていると、
グリーンゲーブルズが燃えている!!!!!
なんと火事になってしまったということで、再建まで1ヶ月はかかるとのこと。
グリーンゲーブルズ見学が第一の目的だったのに…。
旅行代理店に連絡すると、火事のことを把握していなかった模様。
しかし後日 手数料や追加料金なしで延期可能という連絡が。
幸い、新郎の勤務先でも休日の予定を延期することができ、無事 新築ピカピカの
グリーンゲーブルズを見学することができたのでした。
(古いところがよかったんだけど、ホントは…)
いよいよ忙しくなってきます。もうひとがんばり! 段取りよく準備していきましょう。
ドレスやリングは自分のためのもの、一方 印刷物などの小物はゲストに一番近いところにあるもの。
それだけにゲストの印象を大きく左右します。
時間がなくなってきて、ドレスやお料理などで費用もかさむとなれば、ここで少しでもコストダウンしたいところですが、“手抜き”は禁物です。
手作りするにしてもショップに依頼するにしても、ゲストのことを考えながら心を込めて準備したいですね。
早めに準備できるもの
プロフィール表
ペーパーアイテムの中でもプロフィールはすぐに取りかかれる部分です。
小さい頃の写真を取り入れたり、ふたりの人となりがわかるようなコメントを考えたり。
ふたりらしさを発揮しやすい部分でもあるので、じっくり取り組みましょう。
ゲストブック
受付でゲストに署名していただく芳名帳です。
受付の混雑を防ぐため、カードタイプのものを招待状に同封してあらかじめ記入しておいてもらうというカップルも増えています。
ただ、忘れて来られる方も多いようですから、当日お渡しできるよう余分に用意しておきましょう。
シルバーブッシュでは、インスタント写真を貼り付けられる台紙もご提案しています。
引出物
地方によって慣習があったりもしますが、自由に選べるのなら“ふたりらしいもの”を取り入れてみましょう。
遠方からのゲストが多い場合は大きくて重いものは避けた方が無難。
宅配便を利用できるか式場の担当者に相談しておくと安心です。
カタログギフトはやはり人気があるようです。
写真
ネットや雑誌で探すのもいいのですが、なるべく事前にお店に行って直接話をしておきましょう。
その際、「こんなカットをぜひ入れてほしい」など希望を伝えて、見本があれば見せてもらっておくと安心。
データはもらえる(買える)のか、人数分 台紙に貼って装丁してもらうといくらになるのか、なども確認しておきましょう。
ゆっくり落ち着いて いろんな衣装にトライできる「前撮り」を利用するカップルも増えてきています。
演出グッズ
フラワーシャワー用の花びら、ウェルカムボード、体重ベアなどなど。
手作りする人も増えています。
ケチったと思われない程度にうまく100均を利用しても。
プチギフト
必ずしも必要ではありませんが、お見送りの際に一言添えてお渡しすればグンと印象アップ。 ぜひふたりらしいものを。
新居案内やお礼の言葉の入ったカードを添えるのが一般的です。
順次 用意していくもの
メニュー表
式場との打ち合わせでメニューが決まったらメニュー表を用意しましょう。
式場のほうで用意してもらえるかもしれませんし、自分で用意しなくてはならない場合もあるでしょう。
式場からもらった原稿をきれいにコピーできるようなら、カラフルな用紙にコピーするだけで華やかなメニュー表に。
プログラム(式次第)
キリスト教式の場合、式の進行(式次第)、賛美歌の楽譜(または歌詞のみ)、聖書の言葉などを印刷した式次第が必要となります。
これも式場で用意してもらえるかもしれませんし、自分たちで用意しなくてはならないかもしれません。
メニュー表と同じく、紙を選べばコピーだけで華やかに仕上げることも可能です。
披露宴のプログラムは必ずしも必要ではありませんが、用意しておけばゲストがシャッターチャンスを把握しやすいので、「最後に着たカラードレスの写真が1枚もない(T-T) みんなバッテリー切れ…?容量不足?」なんてことはなくなりますね。
新居案内
結婚報告ハガキでお知らせするのでもいいのですが、早めに決まっているなら式当日にお知らせしておきましょう。
席次表やプロフィール表などにまとめて、あるいは席札、プチギフトに添えるメッセージカードに載せるとよいでしょう。
席次表
準備の中で最もたいへんなものの1つかもしれません。
手作りするにしてもレイアウトが難しかったりパソコンで出せない文字があったりと苦労する上に、出席者が確定するまで準備に取りかかれないからです。
かといって、式場に頼むと費用がかかったり…。
手作りするか、式場に依頼するか、外注するかは費用対効果で考えて。(パソコンの扱いに慣れていない人は、ここだけはプロに任せるのが無難。)
誤字脱字がないか事前に十分チェックしましょう。
席札
これも出席者が確定するまで準備に取りかかれないものです。
でも、例えばゲスト一人一人にメッセージを書こうと計画しているなら、誰にどんなことを書こうかということを考えるぐらいは早めに準備できますね。
特にあまり会ったことのない親類など なんて書こうか頭を悩ませる人も多いようです。
時間があるうちに考えておきましょう。
手作り大好きな新婦。小物類はもちろん手作りで!!
中でもプロフィール、メニュー、席次表などをひとまとめにしたパンフレットは超大作。
手間がかかった分 できあがったときの感動もひとしお。
ところが式場にパンフレットを持って行く前日 伯母さんから電話が。
「体調が悪くなったから、明日は代わりに娘に行ってもらうわ。」
えぇ~~ もう席次表 印刷したのに…。お大事に…。
なんとか気を取り直して作り直していると、友人から電話。
「赤ちゃんができたの。大事をとって欠席させて。」
おめでとうございます…(ToT)
もう作り直す時間もなく、なんとかシールを貼って修正。
達成感はあったものの、つ、疲れたぁ~~~。
シルバーブッシュのゲストブックは こちら
シルバーブッシュの席次表・プロフィール表・メニュー表は こちら
シルバーブッシュの席札・Thank youカードは こちら
シルバーブッシュのウェディングベアは こちら
用紙・キット・フリーサイズのドール衣装は こちら
式も無事すませ、ハネムーンからも帰ってきて、一息ついたら結婚の報告を。
式当日の写真を使ったハガキで報告するのが一般的。
いちばんのお気に入りの写真を大きく使うカップル、何枚かの写真を印象的に組み合わせるカップル、とにかく写真をたくさん使うカップルとさまざまです。
写真入りは恥ずかしいという方は、市販のポストカードを使ってもOK。
文房具屋さんなどでウェディング用のハガキがいろいろと売られています。
式に出席してくださった方には一言お礼のメッセージを添えて送りましょう。
雑誌などには「式の1ヶ月後までには…」と書いてあったりすることもありますが、そんなに大慌てしなくても大丈夫。
でもなるべく2~3ヶ月のうちには送るようにしましょう。
結婚報告ハガキももちろん手作りで。
友人が撮ってくれた一番お気に入りの写真を使ってド~ンとご報告。
しばらくして、ハガキを送った方のうちの一人からお返事がきて
「スゴクいい写真」とお褒めの言葉が。
プロ級のカメラの腕前を持つ方からの言葉だけに大感激。
写真を撮ってくれた友人にも感謝・感謝のふたりなのでした。
シルバーブッシュのポストカードは こちら
体験談に出てきた先輩カップル(新婦)というのは、店長のことでした。(実話です。)